【OCTOPATH TRAVELER】8人の物語の収束と明らかになる謎③ (ネタバレ)
こんにちは、Kazuです。
伏線回収シリーズ第3弾です。
レイヴァース家当主の手記
テリオンが盗もうとした竜石はただの秘宝かと思われましたが、そんなことはありませんでした。テリオンが盗もうとした時点では既に3/4の竜石が盗まれており、所持者の中には竜石の力を知ってそれを手にしようとした研究者もいました。
ここで竜石そのものの価値、レイヴァース家と竜石の関係性が判明しました。
マティアスの手記
聖火教会と対の関係にある黒炎教です。
マティアスが救世主として表で悪事を働くのは物語終盤ですが、商人としてのマティアスはオフィーリア1章で既に登場していました。
計画通りであればリアナが聖火の運び手だったのでそのまま闇に染まっていたのですが、幼馴染のために機転を利かせたオフィーリア運び手に代替わりしました。
結局終盤、ヨーセフの死に付け込まれたリアナは利用されますが、ここもオフィーリアに阻止されることになりました。
聖火を裏切った黒炎教の救世主でありながらも最後は光を求めるというのはなんだか皮肉ですね。
この手記からはマティアスの過去と黒曜会やリブラックとの繋がりを見ることが出来ますね。
イヴォンの手記
アトラスダムの学長です。
サイラスは彼の考え方を元から批判的に見ていました。
そしてリブラックとの繋がりもあり、前学長を殺めていたことも判明しました。
知識は己の為にだけ存在すればいいとの考え方から、リブラックやルシアにとっては利用しやすい存在だったのでしょう。
マティアスが不老不死になった辺獄の書も彼が所持しており、善も悪も無い力が悪によって使われた事例となりました。
ヴェルナーの手記
ホルンブルグを滅ぼした元凶ですね。
その元凶の裏側にもリブラックが存在したわけですが。
エアハルトは故郷を戦争の際に見捨てられたという出来事で、元から個人的にアルフレート王に対して憎しみの感情を抱いていました。
そこをヴェルナーに利用され王殺害まで至ることになりました。
皮肉にもヴェルナーは自らが滅ぼした王国の騎士であるオルベリクに命を復讐を果たされることになりますが、彼の最期の言葉にあった通りホルンブルグを滅ぼさなければフィニスの門へはたどり着けなかったのでしょう。
なんとしてもこの国を滅ぼさなければならなかったというリブラックの執念が見て取れますね。
何回かに分けて伏線を振り返ってみました。
オフィーリア、トレサ、オルベリク、サイラス、ハンイット、アーフェン、プリムロゼ、テリオンらの話が見事にリンクしてましたね。
OCTOPATH TRAVELERのストーリーは基本各キャラの完全に独立した話になっています。
しかしそれぞれ目的を達成した後に残る大量の伏線は1つの陰謀によって繋がり、最後は8人で共に向かうべき壁として立ちはだかることになります。
ちょっとドラクエⅣ的な感じでアツいですね!
ただ個人的に惜しいと思ったのはキャラ同士の交流がほぼ無いこと。
それ故にストーリーで共に旅をする理由も薄いし違和感も多少ありました。
それ込みでもストーリー、バトル、グラフィック、世界観。
どれをとってもなかなか優れた作品でした!
がっつりゲームを遊んでるな!という気持ちになることが出来ます。
プレイして良かったです。